試乗したものにしかわからない!86とBRZの違いとは??

こんにちはトリギスです。

 

 

本日は愛車86を購入する前にスバルとトヨタでBRZとトヨタ86を乗り比べてみた時の感想をお伝えしたいと思います。

 

ただし、私が乗り比べたのは今から約4年前なので、前期型のBRZとトヨタ86です。

 

後期型ではありませんので、ご注意下さいね。

 

BRZとトヨタ86の率直な乗り味の違いとは?

 

私が今の愛車86を購入したのは今から約4年前の2015年の9月頃でした。

 

別の記事でも書きましたが、その当時の状況を確認したい方は覗いてみてください。

 

⇒辛さがあったから大きな喜びがあった!

 

率直に言ってBRZとトヨタ86の乗り味は違いました。

 

何が違うのか?っていうとハンドリングですかね。

 

簡単に言うと

 

BRZ

アンダーステア傾向。

※アンダーステアとは?簡単に言うとハンドルを切った時に曲がりたい方向に曲がり辛い現象のことをいいます。

フロントタイヤのグリップ力がリアタイヤのグリップ力より下回った時に発生する現象です。車としては曲がる方向に対して逆側に車体が流れる感じですかね?要はドライバーとしてはステアリングを更に継ぎ足す感じですね。曲がりにくい!ってやつです。

 

それに対して

 

トヨタ86

オーバーステア傾向。

※オーバーステアとは?簡単に言うとハンドルを切った時に曲がりたい方向に曲がりすぎる現象のことをいいます。

フロントタイヤのグリップ力がリアタイヤのグリップ力より上回った時に発生する現象です。車としては曲がる方向に車体が流れやすくなる感じですかね?要はドライバーとしてはステアリングを思ったほど継ぎ足す必要が無い感じですかね。曲がりすぎる!ってやつです。

 

ちなみにオーバーステアとアンダーステアの中間に位置する理想的なハンドリングの状態を『ニュートラルステア』といいます。車が曲がる方向に対して、ステアリングを継ぎ足す必要もなければ継ぎ足すことを緩める必要も無い、思った通りに曲がってくれるステアリングの状態をいいます。

 

こんな感じの違いです。

 

よくいうトヨタ86ってドリフトしやすい仕様なんで、リアタイヤが滑りやすくなっています。

 

 

俗に言う『ケツが出る!』ってやつですね。

 

ただし、普通に運転する分には全く違いは無いと思ってもらって大丈夫です。

 

ちょっと速度の高いシチュエーションでの話なんで。

 

ただ、私が街乗りで感じたのはアンダーステア傾向を感じました。もっと具体的に言うと、コーナリング中にブレーキングでフロント荷重を作ってからアクセル踏むと曲がりやすくなる感じのセッティングでした。

 

リアタイヤがフロント荷重でグリップ力が低下した状態でアクセルオンすればリアが滑りやすいために曲がりやすくなるのもわかりますよね。

 

何て言えばわかるかな?クイって曲がる感じ(〃艸〃)ムフッ

 

トヨタ86はポルシェ911より車高が低いのも手伝って、確かにコーナリング性能は通常の車と比較するとかなり高い車だと感じました。

 

一方『BRZ』は常にフロントのグリップ力が出やすい設定でした。ですから、コーナリング中はトヨタ86のように故意にフロント荷重を意識しなくても、いつでもフロントタイヤのグリップを手に入れることが出来る仕様です。

 

何つったらいいのかな?いつでもしっかり感のある感じですかね。

 

実際に使用されているサスペンション(トヨタとスバルのディーラーに確認済です。)は同じなので、セッティングをBRZとトヨタ86で変えてあるみたいですね。

 

まぁ街乗りでは気にする必要はありませんが、それなりの速度域でのフロント荷重を作り出すことが面倒な人は『BRZ』がおすすめかもしれません。

 

街乗りでもフロント荷重を体感して車を曲げたい方は『トヨタ86』の方がいいかもしれませんね。

 

以上私が一番大きく感じた違いがステアリングだったというお話でした。

 

その他にも

 

  1. 外観(フロントグリルの形状、フォグランプの形状、指示器ランプの位置、サイドミラーの付近のエンブレムなど)
  2. 内装(タコメーター、スピードメーターのなどのデザインなど)

 

 

などの違いはどこのサイトにも書いてあることなので、私は割愛させて頂きます。

 

それでは今回は『BRZ』と『トヨタ86』のハンドリングの違いについてお伝えしました。

 

参考になれば幸いです。それでは本日はこの辺で失礼します。チャオ!!